近い将来、冬季五輪は開催できなくなる?【地球温暖化】

今年に入ってからアメリカでの大寒波やイギリスでの洪水被害など、地球温暖化が原因と考えられる異常気象が相次いでいる。そんななか、2014年2月7日からはじまるロシアのソチでの冬季五輪を前にして、のっぴきならない研究結果が明らかになった。

カナダのウォータールー大学の研究によると、これまで冬季五輪が行われてきた19の都市の気候変動を調べたところ、近い将来には19の都市のうち11都市でしか理想的な冬季五輪が開催できなくなり、現在の温暖化傾向が維持される場合、今世紀末にはその数はたった6都市に減少するという。

そもそも今回開催されるソチは決して寒冷な場所ではなく、冬季五輪を開催するにあたり人工降雪機を使用するなどすれば技術的には温暖な地域でも開催可能ということだが、そのためには人工雪を大量の水を山岳部まで運輸する必要があり環境への被害が懸念されいている。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が予想する2.7度の気温上昇が現実になった場合、今世紀半ばにはソチはもちろんのことシャモニやヴァンクーバーなどでの開催も困難になるという。

この研究の代表者でもあるカナダ人研究者、ダニエル・スコット氏によると「冬期スポーツの祭典という文化的な遺産の危機は年々強まっており、地球温暖化により冬季オリンピックが開催可能な都市も減っていくことになる」と語っている。

気候変動の理由に関してはまだまだ未確定なことも多く、他方では地球は温暖化方向ではなく小氷期に向かっているという反対の研究結果も発表されたりしているが、とにかくここ最近の異常気象の頻度は確実に高くなっているのは間違いない。

何とかしなければならないとは分かっていてもどうしていいの分からないもどかしさ。それもやはり人間の業なのでしょうか。

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参照記事:CNM

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