【奇跡】行方不明の男性、新聞の写真をきっかけに家族と再会【NY】

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写真には特別な力があることはよく知られている。一枚の写真が戦争を終わらせるきっかけとなることもあれば、一枚の写真が絶望のなかにいたある家族を救うこともある。

2014年の年明けを猛烈な寒気とともに迎えたアメリカ東部。AP通信の女性カメラマン、ジャクリーン・マーティンは、その週末はホワイトハウスで撮影の予定があったのだが、オバマ大統領はハワイでバカンスを過ごしていたため、アメリカ東部を襲っていた寒波を伝えるための写真を撮りに街にワシントンの街を歩いていた。

そこで彼女はホームレスが多く集まる一角で、フードを目深に被った一人の若い男性と出会う。彼女は彼に自己紹介をし、彼は「ニック」と名乗った。そして数枚の写真を撮った。その後、マーティンは撮った写真を会社に送り、その写真はUSA TODAYという大衆紙に掲載された。

翌日、ニューヨークの北部に暮らすシモンズ夫婦は、USA TODAYに掲載されている写真を見て慌てふためいた。そこには元日に突如、財布も携帯電話をすべてを残して行方不明になっていた息子のニコラスそっくりの男性が写っていたのだ。シモンズ夫婦はすぐに地元警察に連絡をした。

マーティンのもとにはツイッター経由でUSA TODAYからすぐに連絡が来た。地元警察から連絡を受けた新聞社から、シモンズ夫婦が彼の所在を探していることを伝えられる。母親には、それが自分の息子のニコラスだという確信があったのだ。

そして1月5日の午後、警察はニコラス・シモンズを発見し病院へと搬送した。その夜には兄を含めたシモンズ家族はワシントンの病院でニコラスと再会することができた。

彼の捜索に当たっていた警察によれば、この写真が掲載されるまでには有力な情報は得られていなかったという。

この写真を撮ったマーティンは言う。「この出来事はすべてのジャーナリストたちに、我々が出会うすべての人々には特別な物語があることを教えてくれたのです。そして一枚の写真が誰かの人生を確実に変えられることを目の当たりにでき、とても嬉しく思います。」

捜査にあたった警官は言う。「今回の出来事はまったくどんでもない幸運だよ。本当の奇跡だ。」

参照記事:USA TODAY
参照記事:FOX NEWS.COM

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▼この記事を読んで、ポール・オースター編の『ナショナル・ストーリーズ』を思い出しました▼

▼日本版も素晴らしいです。奇跡が今でも世界中で起きてるなんて素敵じゃないですか▼

今、ニューヨークやワシントンを含んだアメリカ東部は20年に一度の大寒波に襲われている。そんな寒さのなかでもこんなに温かい奇跡がおこるもんなんですね。

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