【海外】2013年に亡くなった人々【訃報】

 2013年も残すところあと僅かとなりました。今年一年、様々な分野で新しい才能たちが躍進したように、多くの才能の持ち主たちを見送ることにもなりました。少しだけ振り返ってみましょう。

【政治】

・ネルソン・マンデラ 12月5日没 享年95歳

 今年最も多くの惜別を念を世界中から集めた人物。人種隔離政策に反対した血気盛んな若きカリスマ弁護士はやがて非暴力に目覚め、世界の理性と象徴となった。

・マーガレット・サッチャー 4月8日没 享年87歳

 強弁な保守的政治姿勢から“鉄の女”と呼ばれた元イギリス首相にして初の女性首相。新自由主義に基づいたサッチャイズムにより大胆な規制緩和を実施、外交ではフォークランド紛争を断固とした態度で乗り切る。

・ウゴ・チャベス 3月5日没 享年58歳

 元ベネズエラ大統領。豊富な地下資源の利益の再分配により貧困層から圧倒的な支持を得て、時に強引な政治手法を用いながら、社会主義改革を行う。また対立していたアメリカのブッシュ大統領を国連で非難したことも話題に。

・ヘレン・トーマス 7月20日没 享年92歳

 ホワイトハウスの名物ジャーナリスト。大統領への質問の後に発せられる「ありがとう、大統領閣下」というセリフが有名。アメリカがイラク戦争へ突き進む中、彼女は一貫してブッシュ政権に疑問を投げかけ続けた。

【文芸】

・ドリス・レッシング 11月17日没 享年94歳

 イギリスの女性ノーベル賞作家。純文学からホラー風作品、SF作品まで幅広く執筆した現代の叙事詩人。『破壊者ベンの誕生』や『ラブ・アゲイン』などの予見的な大作を世に問う。

・トム・クランシー 10月1日没 享年66歳

 『パトリオット・ゲーム』や『レッド・オクトーバーを追え』などのライアン・シリーズなど冷戦構造下での時事問題を扱ったベストセラーを発表。映画化もされ多くの読者を得る。

・エルモア・レナード 8月20日没 享年87歳

 アメリカを代表するミステリー作家。癖のある登場人物が織りなす犯罪小説を得意とした。映画監督Q・タランティーノは彼の本を万引きするほどのファンで後に『ジャッキー・ブラウン』を映画化する。

【音楽】

・シダー・ウォルトン 8月19日没 享年79歳

 モダンジャズのピアノ奏者。アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズに在籍。コルトレーンやベニー・ゴルソンらと共演。決して乱れない美しいタッチが彼の代名詞だった。

・ルー・リード 10月27日没 享年71歳

 ヴェルヴェット・アンダーグランドのフロントマン。長い音楽家人生のなかで決して停滞することのなかったロック界の巨人。ロックにおける文学性とは彼とボブ・ディランによって開かれたと言っても過言ではない。

・レイ・マンザレク 5月20日没 享年74歳

 伝説のロックバンド『ドアーズ』のオルガン・キーボード奏者。ベースレスという独特の編成のなかで、ドアーズのサウンドを作っていたミュージシャン。

【映画】

・レイ・ハリーハウゼン 5月7日没 享年92歳

 ストップモーションアニメの父と呼ばれる特撮映画の巨匠。高校時代の友人であったレイ・ブラッドベリの原作を映画化した『霧笛』は日本のゴジラにも多大な影響を与えた。

・ジュリアーノ・ジェンマ 10月1日没 享年75歳

 マカロニ・ウェスタンで一斉を風靡したイタリア人俳優。『荒野の一ドル銀貨』など数々のヒット作品を世に送り出す。日本では自身の名を冠したバイクが発売されたことでも有名。

・ロジャー・イーバート 4月4日没 享年70歳

 厳しい映画評で有名なアメリカの映画評論家。無意味な暴力描写を嫌うことから、しばしば映画ファンと衝突するも、詩や会話形式の書体など様々な形式で書かれる映画批評が高い評価を受ける。

・ピーター・オトゥール 12月14日没 享年81歳

『アラビアのロレンス』に主演し一躍大スターとなったアイルランド人俳優。何度の候補に挙りながらもアカデミー賞とは縁がなかった。引退を表明した去年まで様々な作品に出演。エメラルド色の目が印象的。

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