映画『グッドフェローズ』で描かれた大金強奪事件の関係者が逮捕

今月末に公開を控え、アカデミー賞でも作品賞や監督賞、主演男優賞などにノミネートされた注目作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。その監督と言えば、言わずと知れたマーティン・スコセッシ。最近ではディカプリオとのコンビで有名だが、彼の最高傑作と言えば1990年公開の「グッドフェーローズ」を挙げる人も多いだろう。

主人公レイ・リオッタの最高にクールなナレーションに、スコセッシの真骨頂とも言える長回しシーン。何度でも観たくなる傑作だ。

その映画で描かれる空港での大金強奪事件は、実際に1978年にJFK空港でおこったルフトフンザ強奪事件をもとにしており、今回その事件に関与した疑いで逮捕者が出た。

1978年に米ニューヨーク(New York)州のケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)で起きた現金・宝石強盗事件に関与したなどとして、マフィアのボナンノ一家(Bonanno)のメンバーが逮捕・起訴された。

主人公のモデルとなった事件首謀者の一人、ヘンリー・トーマスは逮捕されるも司法取引で釈放。その後2012年に亡くなる。

 起訴されたのはビンセント・アサロ(Vincent Asaro)被告(78)ら5人。事件は1978年12月11日、ケネディ国際空港で独ルフトハンザ航空(Lufthansa Airlines)の貨物庫から現金500万ドルと約100万ドル相当の宝石類が奪われたもの。現在の貨幣価値に換算すれば被害総額は2000万ドル(約20億6000万円)に上ると推定される。

当時の被害額としては全米史上最高額の事件で、未だに謎が残されている事件でもある。

有罪になればアサロ被告には終身刑が、残りの3被告には最高で20年の禁錮刑が科される可能性がある。

事件後に次々と関係者が殺されることになったため、今回の逮捕で新しい情報が出てくるかに注目されている。

映画ではレイ・リオッタ、ロバート・デニーロそしてジョー・ペシが演じる最悪で最高なギャングたち。実際のギャングたちは、ただただ残虐だったようだ。

検察官はアサロ被告について、「凶悪行為と暴力をおきてとし、ひとたび司法当局に協力したと疑えば、その者たちに命をもって償わせた」と糾弾。また、つい数か月前まで組織のメンバーらに犯罪行為を命じていたと指摘し、アサロ被告が高齢で、犯行からかなりの年月が過ぎた事件がある事実をもってしても、同被告の冷酷さがかすむことはないと述べた。

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参照記事:AFP

▼スコセッシの代表作『グッドフェローズ』▼

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