仏陀のタトゥーを入れた観光客、スリランカで拘束

世界に存在する宗教のなかで最も穏健で平和的と言われるのが仏教。キリスト教もイスラム教もユダヤ教も過去から現在にかけて宗教を命題とした争いを続けているが、仏教はそれに比べると他宗教との争いが極めて少ない。理由としては仏教が個人の悟りを目指しているためとされる。

しかしそんな穏健な仏教徒も怒るときは怒る。そしてほとんど例外的に近年まで仏教を巻き込んだ宗教対立がおこっていた国がスリランカ。そんなスリランカで、おっ!と驚く出来事が。

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【4月23日 AFP】仏教国のスリランカで21日、腕に仏陀(ぶっだ)のタトゥーを入れた英国人観光客が警察に身柄を拘束された。

この拘束された観光客は女性で右腕にハスの花にすわる仏陀の絵柄をタトゥーとして描いていた。これを当局は侮辱的であるとし拘束したという。

そしてこの女性はAFPの電話取材に答えて、

最悪の体験。わたしは仏教の教えを実践し瞑想もしている。だから、このタトゥーをしているのであって、仏教を軽視してるのではない

と語っている。

この当局の対応には前例があって去年も観光客が同様の理由で入国拒否の判断を下されたケースがあるが、その時は観光客が仏教に対して侮蔑的な発言をしたためだとされていた。

スリランカと同じ仏教国のタイやラオスでは、仏陀の入墨を入れた僧は珍しくない。以前、タイ人のお葬式に参加させてもらった時は、全身入墨の僧がお経を読んでいた。

もちろん他宗教への敬意は必要であるが、その要求が過剰になってしまった場合、危険な原理主義的発想とさほど変わらなくなってしまうようにも思う。ちょっと心配だ。

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参照記事:AFP

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