古典SFの傑作『虎よ、虎よ!』の映画化企画に脚本家が参加

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アルフレッド・ベスター作で古典SF小説の傑作『虎よ、虎よ!』の映画化企画に脚本家として主にテレビで活躍するデイヴィッド・ディジリオが参加。映像化の試みがこれまで何度も中止されてきた「映像化不可能」の物語に挑む。

『虎よ、虎よ!』の映画化企画

『モンテクリスト伯』のモチーフを宇宙未来に持ち込んだ1956年発表のアルフレッド・ベスター著『虎よ、虎よ!』は「傑作SF小説ベスト100」なんかの企画では必ず上位に顔を出すほどに根強い人気を誇る古典SF小説。

これまで何度も映画化が検討されながらも一度たりとも実現に至っていないことからも映像化不可能と言われていたが、2015年初頭にパラマウント・ピクチャーズが映画化権取得に動き出し、プロデューサーを『ゴジラ』や『パシフィック・リム』のメアリー・ペアレントが担当し彼女が社長を務めるディスラプション・エンターテインメントが製作。そして2017年公開予定の『コング;スカル・アイランド』の監督に抜擢されたジョーダン・ヴォイド・ロバーツにメガホンを任す形で映画化企画が始動している。

今回、脚本家として本企画に参加するデイヴィッド・ディジリオは主にテレビドラマの脚本や製作で活躍しており、おそらくは企画初期段階の草稿を任されたものと思われる。

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『虎よ、虎よ!』とは?

ジョウントと呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、それは富と窃盗、収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ!この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる“ヴォーガ”復讐の物語が、ここに始まる…鬼才が放つ不朽の名作。

参照AMAZON

「10年に一度の傑作」という文句が決して飾りではない、異様なまでの熱量を含んだ不朽の名作。また日本の特撮ドラマや漫画にも多大な影響を与えていることでも有名。

2013年にはオースン・スコット・カードの『エンダーのゲーム』が映画化されたが、その失敗を教訓にして何とか成功に導いて欲しい。というか映画化へのハードルなら『エンダーのゲーム』よりずっと高い原作だと思うし、ファンも根強いため現実問題としてはかなり難しいとさえ思う。またレーティングも足を引っ張りそう。

原作は好き嫌いは別れる小説であることは間違いないが、とんでもない熱量が込められた物語には今から60年前に書かれたものとは思えないほどに狂おしい興奮が詰まっているので未読の方はぜひ。

参照deadline.com/2015/12/the-stars-my-destination-adaptation-lands-david-digilio-boards-script-for-sci-fi-adaptation-lands-writer-david-digilio-1201648362/

 

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