映画レビュー|『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2』-欲望のタイムマシーン

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2010年に公開されたコメディ映画の続編『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2』のレビューです。前作で主役を演じたジョン・キューザックは本作ではカメオ出演のみで、代わりに『LIFE!』などに出演するアダム・スコットが仲間入り。お風呂で過去にタイムスリップしたせいで現在では大金持ちになった仲間が謎の暗殺者によって銃撃されてしまう。彼を救うため又しても過去に戻ろうとするも、、、、。前作が気に入った人にはおすすめのバカ爆笑映画。

『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 2/Hot Tub Time Machine 2』

全米公開日2015年2月20日/日本公開未定/アメリカ映画/93分

監督:スティーブ・ピンク

脚本:ジョシュ・ヒールド

出演:ロブ・コードリー、クレイグ・ロビンソン、クラーク・デューク、アダム・スコット他

あらすじ(ネタバレなし)

前作から5年、ドラッグ中毒のヘビメタ野朗だったルー(ロブ・コードリー)は「ルーグル」という革新的企業の社長となり億万長者になり、ニック(クレイグ・ロビンソン)は未来のヒット曲を片っ端からパクりまくりミュージシャンとして大成功していた。一方前作で実の父親がルーだったことを知ったジェイコブ(クラーク・デューク)は、オタクとバカにされながら父親の召使のように暮らしていた。

そんなある日、ルーが開催したパーティーで謎の暗殺者によってルーが銃撃されてしまう。一命は取り留めるも、股間を撃ち抜かれたルーは、この現実を変えるためにふたたびタイムスリップできるオフロに入るのだった。

しかし彼らが目を覚ましたのは過去ではなく2025年の未来だった。にもかかわらずルーは死んでおらず、そのことから暗殺者は実は未来からタイムスリップしてきたことわかった。そして犯人探しに出た3人はまずアダム(ジョン・キューザック)を疑うも、彼の自宅から出てきたのはアダムの息子(アダム・スコット)だった。

新たな仲間を加えて犯人探しにでかけるも、途中でおかまを掘ったり掘られたり、意思をもった車に追いかけられたりと様々なアクシデントに見舞われる。

ルーを救うため犯人を捜す4人だったが、やがて驚愕の事実が明かされることになるのだった。

レビュー(ギャグバレあり)

タイムマシーンは世界をよくするための発明ではない!:

うだつの上がらない4人の男がバスタブで酒を飲んでいると知らぬ間に過去にタイプスリップしていた前作から5年たち、再びバカたちがタイプスリップで大騒ぎする本作は、前作同様に中身はなくとも爆笑ありのコメディ映画に仕上がっていた。

性格に問題がありドラッグ中毒のヘビメタ野朗だったルー(ロブ・コードリー)はグーグル登場以前に「ルーグル」という会社を立ち上げ億万長者になっており、黒人のニック(クレイグ・ロビンソン)は未来のヒット曲を片っ端からコピーしてミュージシャンとして成功している。しかし前作で実の父親がルーだったと判明したジェイコブ(クラーク・デューク)は父親の召使のような毎日を送っている。

こういった前作と関連性の強い設定が序盤からいきなり開始されるので、前作を見ていない人にとっては理解するのが難しいだろう。しかし前作を観て気に入った人は大丈夫、ジョン・キューザックが出ていない(正確にはカメオ出演しており、ラストに驚きの登場あり)からと言って本作を見逃すのは、さほど惜しいこととも思えないが、それでも爆笑できること請け合いである。作品の魅力は前作と同様で、全体の作りよりも一つ一つのギャグのバカさにある。特に本作でも映画ネタが大量に扱われており、『ターミネーター』、『ルーパー』、『プリデスティネーション』とタイムスリップものの映画が好きな人にはたまらないネタが満載となっている。

ルーが謎の暗殺者に銃撃されてち◯ぽを吹っ飛ばされたせいで、過去に戻ろうとした3人だが、到着したのは2025年というのが本作の設定。まずこの2025年の描写でひと笑い。ジェニファー・ローレンスがメリル・ストリープの伝記映画に出演したり、ニール・パトリック・ハリスが大統領になっていたり、前作でジョン・キューザックが演じたアダムの息子役で登場するアダム・スコットが運び込まれる病院は聖ニコラス・ケイジ病院だったりと、とにかく中身はないギャグのオンパレード。そしてカメオ出演も豪華で、ニックがうる覚えで『リアリティ・バイツ』に使用され全米1位にもなったリサ・ローブの「Stay (I Missed You)」をパクるのだが、そこにリサ・ローブ本人登場したりする。

本作の全米で酷評され興行的にも見事にコケたのだが、個人的には前作同様に楽しめた。一応はタイムスリップを題材にしたサスペンス要素もあり、また過激な下ネタやおっぱい、ぽこ◯んなど、この手のバカ映画に必要なものは一通り登場する。確かにジョン・キューザックが抜けたことで出演者に華がなくなったことは間違いないが、その分他のキャストの個性がよく出ていたし、新加入のアダム・スコットもいい味だしていた。そして『ハングオーバー』の成功を見習って(パクって?)、エンディング部分にタイムスリップを悪用し改変された歴史紹介が行われるのだが、これが最高だった。歴史を改変することの問題などはどうでもよくて、ひたすら自分たちのためだけにタイムスリップを繰り返す彼らの姿勢には感動すら覚えるのだ。

くだらない、バカバカしい、お粗末、惨め、などなど散々なコメントが並んでいる本作だが、そんなことは前作を観ればすでに分かりきっていることで批判にすらならない。過激さで言えば前作よりも明らかにパワーアップしているし、ジョン・キューザックもラストに登場するし、前作が楽しめた人にはおすすめできる内容だと思う。

わざわざ劇場で見るほどの映画ではないのかもしれないが、バカになりたい夜にはおすすめの一作です。

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ということで『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式2』のレビューでした。タイムスリップを真面目に扱うことがバカらしく思えるほどに、徹頭徹尾ふざけた内容ですが、それはそれで楽しめました。こういう無意味なバカ映画を定期的に補給しないいと苦しくなるという方にはおすすめできます。語ることもないですが、とにかく笑えますので是非ご鑑賞ください。以上。

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