【ゴジラ】ギャレス・エドワーズ監督の最新インタビュー!【2014/03/13】

テキサス州オースティンで開催中のSXSWでのプロモーションの一環で1954年のオリジナルゴジラが上映されたあとに行われた、ギャレス・エドワーズ監督のインタビューが映画サイト『COLLIDER』に公開されました。

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Collider(以下C):ストーリーに関して聞かせてください。予告編のコメンタリーを観ましたが、そこですべてのはじまりは核爆発であり、“それ”はそこから生まれたと。

ギャレス監督(以下GE):そうだね、僕は1954年のオリジナルゴジラと繋がるようにしたかったんだ。オリジナルでは太平洋での核実験によってゴジラは出現するという、実際の出来事と関わっているんだ。ただ特にゴジラのような場合の問題として、地球上にどうやってあんな巨大な生物がそれとは気付かれずに突然現れる?というものがあった。それは無理な話だよ。そして最初の解決案として、元々それを知っていたら、という設定にしたんだ。政府の一部はその存在をすでに知っており、核実験を名目にしてそれを抹殺しようとした。

こうやってオリジナルとの整合性を高めたんだ。それをスタジオに持ち込むと気に入ってくれたんだ。そして翌年には主にマックス・ボーレンスタインとアイデアを取り込んでいったんだ。それは試行錯誤の連続だったけど、1年半ほどしてスタジオも受け入れてくれるようなストーリー作り、ちょうどその時がサンディエゴでのコミコンが重なってアイデアをそでこ公開したんだ。すると観客の反応がすごくて、そのままカナダに飛んで撮影開始となったんだ。

C:映画には採用されなかったアイデアがあれば教えてくれませんか?

GE:ダメだね。どのアイデアもお気に入りで諦めた訳じゃないから。まだポケットに隠しておきたいんだ、続編があるかもしれないし。

C:一作で結果を求められるプレッシャーはありましたか?

GE:続編の可否についてはあまり断定したくないんだ。なぜならすべては観客がこの映画を気に入ってくれるかどうかだから。ある映画を見に行って続編ありきのエンディングを観たりすると、おい!って思うんだ。僕はひとつの映画の中でちゃんと感情を昂らせたまま、はじまりと終わりを描きたいんだ。それは本作で常に心がけたことだね。この映画だけだぞ!ってね。もしこの映画が好評だったら他の誰かが続編を作るかもしれない。でも他の脇道についてではなく、この映画に集中してもらいたいんだ。

C:ということはクレジットの最後まで見続ける必要がないということですか?

GE:うーん、それは、、、、どういえばいいのかな。そう言う映画には最後に“ボタン”みたいなのがあるでしょ(※押すとおまけが付いてくるみたいな)。そういうものはこの映画にはないよ。そういうことはしないって決めているんだ。映画はそれだけで独立するべきなんだ。もしそれ以外の映画があるなら、それはそこで完結すべきなんだ。僕の好きなシリーズ映画というのは、一本一本が独り立ちしている映画なんだ。

C:核実験は実は怪獣を抹殺するためのものだったということですが、それ起源にまつわる重要なポイントのひとつですか?

GE:その質問は映画内でも出てくることなんだ。だからあまり深くは話したくないんだ、、この映画を解説するなんてことはしたくないんだ。もちろん出自にまつわる整合性を探すことは楽しいよ。この映画に詰め込めなかったアイデアはたくさんあるけど、きっと映画を観てくれたみんなが、ゴジラの出自について知ることになるよ。

C:ゴジラのデザインはどうですか?製作中に変わったりしましたか?

GE:それはなかった、というのも徐々に形になっていったことだから。それにゴジラはゴジラだからね。基本となるものは僕がデザイナーに言ったことなんだけど、「それは実際に存在するような生物なんだ。それに長いこともお目にかかっていないものだ。そしてそれを最初に観た人たちが、東京の東宝までいってそこで説明やら素描やらして、これをベースにでき上がったもの」ということ。僕ら違和感のないものを作りたかった。そしてでき上がったのは最高にクールでリアルなゴジラだった。でもそれは東宝映画でも見ることが出来るものだ。そして「海から現れる実際の“それ”を見たことがデザインに影響していることが分かる」という気持ちになるんだ。

C;ゴジラのキャラはどうですか?それはただの恐怖の対象なのか、それとも他の要素もあるのか?

GE;もちろん恐怖以外の要素もある。白黒映画じゃないから、それなりのやり方で描いているよ。

C;本作ではゴジラは唯一のモンスターですが?

GE:何か答えられるとすれば、「何も言えない」だね。

ということで上手く全てのニュアンスが伝わったかわかりませんが、とにかく聞き応えのあるインタビューでした。とくにマーベル作品への苦言に関しては、よく言った、という感じです。それに節々で東宝ゴジラへのリスペクトも感じられ、我々には嬉しいことです。

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参照記事:COLLIDER

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