第87回アカデミー賞ノミネート作品を振り返る。『LEGO ムービー』や『ゴーン・ガール』は注目されず!

第87回アカデミー賞ノミネート作品のサプライズ。『グランド・ブダペスト・ホテル』は最多タイの9ノミネーション。そして『LEGO ムービー』や『ゴーン・ガール』、『ホビット3』は蚊帳の外!?

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1月15日に第87回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』がそれぞれ9部門の最多ノミネーションを獲得。また長編アニメ賞部門では、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』がノミネートされました。そこにはちょっとした驚きもあったので、ご紹介します。

・『グランド・ブダペスト・ホテル』の躍進

アカデミー賞とは一年の間に全米で劇場公開された作品が対象とされていますが、一般的にその年の後半に公開された映画の方がオスカーレースで有利とされるなか、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』は2014年2月にベルリン映画祭でのプレミアのお披露目され、3月から全米公開されるという早い段階での発表作品であるにも関わらず、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と並んで最多ノミネーションされることに。日本でもすでにDVDが発売になっており、製作・配給元はそれほどアカデミー賞を意識していなかったと想像できますが、それがどっこいの大躍進。今回の台風の目となりました。

・『LEGO ムービー』、『ゴーン・ガール』、『ホビット3』はほとんど無視!?

今回のノミネート作のなかでも一番の驚きとも言えるのが、長編アニメ部門での『LEGO ムービー』の落選。世界中で500億円ほどを稼ぐ大ヒットなりましたが、混戦のアニメ部門には入り込めませんでした。一方で日本から高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が選ばれています。

そしてデヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』も助演女優賞でのノミネートだけで、ノミネートされるとみられていた脚色賞では落選、その他の部門でも名前が挙がることはありませんでした。

『ホビット 決戦のゆくえ』もシリーズ最終章でありながら沈黙。『王の帰還』が13部門でのノミネートされた過去を見れば、特殊効果部門でも選ばれなかったことは驚きです。

・ベネディクト・ミラー監督の監督賞でのノミネート、そしてブラッドリー・クーパー、、、

『フォックスキャッチャー』のベネディクト・ミラー監督が監督賞にノミネートされたこともフレッシュな驚きです。過去、監督賞へのノミネートは作品賞とのセットが恒例でしたが、今回『フォックスキャッチャー』は作品賞でのノミネートはないですが、監督賞に入り込んできました。

そしてここ最近の主演男優賞レースの恒例ともなっている『アメリカン・スナイパー』のブラッドリー・クーパーも3度目の主演賞ノミネート。この部門でのノミネートからの落選といえばレオナルド・ディカプリオがほとんどネタ化していましたが、その体を張った名人芸はブラッドリー・クーパーに受け継がれるのか。

関連記事:第87回アカデミー賞ノミネート作品一挙発表!!日本からは『かぐや姫の物語』がノミネート!

第87回アカデミー賞は2015年2月22日に開催。2014年映画の最大栄誉はどの作品に送られることになるのでしょうか。楽しみです。

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