2014年版『ゴジラ』での渡辺謙の「ゴジラ」の日本風発音に関して、エドワーズ監督が振り返る。

現在世界中で大ヒット中で、日本公開が7月25日と迫った2014年版『ゴジラ』のなかでも話題のシーンの一つである、渡辺謙演じる芹沢博士の「ゴジラ」の日本語風発音に関して、ギャレス・エドワーズ監督がインタビューのなかで言及していますので翻訳しました。

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ゴジラは海外では自然の荒ぶる象徴として「Godzilla」(God=神)と表記され、「ガッズィーラ」と発音されます。こういった事情はニューヨーク・ヤンキースで活躍した松井秀喜氏の報道などで日本でも広く知られていることと思います。

7月25日公開のハリウッド版『ゴジラ』では、その畏敬の怪獣を固有名詞で呼ぶ人物はたった一人で、それが渡辺謙演じる芹沢博士です。そして初めてその名を呼ぶ時、彼は英語風の「ガッズィーラ」ではなく「ゴジラ」と発音したことが海外でも話題になっています。今回、そのシーンについて監督のギャレス・エドワーズが振り返っています。

インタビュアー:渡辺謙はこの映画のなかでも重要な役柄でしたね。特に彼の「ゴジラ」の発音は完璧でした。

ギャレス・エドワーズ:このシーンについては撮影の段になって、脚本に書かれている「Godzilla」という言葉を日本語で言うべきか英語で言うべきか考えることになったんだ。僕は日本語の方が好きだったんだ。だってそれが英語風でなくても誰もがその言葉が「Godzilla」だって知っているからね。そして彼(渡辺謙)は、日本語でありながら英語としても違和感のないバランスを見つけてくれたよ。

でも撮影中はスタッフそれぞれが自分の仕事に大忙しで、ドリー(カメラを滑らかに移動させる道具)で彼に近づき、一瞬の意味有りげな瞬間のあと、彼が「我々はそれをこう呼んでいる。ゴジラ(Gah-ZIlla)と」言った瞬間に、僕は「カット」を入れたんだ。そして興奮しながらみんなを見上げたんだ。これだって思ったからね。でも彼らはそれぞれの仕事に忙しすぎて気がついていなかったんだ。僕は撮影中は大声を出すようなタイプの監督ではないんだけど、この時ばかりは「みんな聞いてくれ。今撮ったばかりのシーンはこれから長く人々の記憶に残るシーンとなるんだぞ。もしこの映画を長く記憶する人々がいるなら、それはこのシーンについてなんだぞ。そんなシーンを今撮ったところなんだぞ!」と言ったんだ。するとみんな僕を「あいつ何言ってるんだ?」という感じで見上げていたよ(笑)。

出典:Screen Crush

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聞くところではアメリカなどではこのシーンの時に笑い声が起きたりもしたそうでしたが、私もこのギャレス監督の意見に同意します。日本人としては鳥肌ものの瞬間でした。それにしてもギャレス監督の日本の怪獣愛は、そんじょそこらの日本人なんかでは太刀打ちできないくらい深いものだと感じます。

私は昨今盛り上がりを見せる「日本人としての誇り」とかには実感が湧かない方なのですが、怪獣関係に関しては日本人で本当によかったと痛感する毎日です。そして今回の『ゴジラ』で私の怪獣ナショナリズムは沸点に達しております。おい、政府、集団的自衛権とか怪獣バカ(私)には難し過ぎるぞ。そんなことよりゴジラが日本に出現したらどう対応するのか?ゴジラがアメリカを襲ったら日本は助けるのか?モスラやラドンはどうするのか?ジェットジャガーはあてになるのか?そういった議論だったら金払ってでも参加します。

ということで7月25日の日本公開では謙さんの発音にも注目してください。

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